こんばんは。林修ナイトの時間です。
深夜に林修さんの出演番組が放送されていましたのでテキストにしておきます。元は、関東地区で6月1日深夜に放送されたもののようです。僕の住むところでは遅れて放送されているみたいです。
基本情報
ブラマヨとゆかいな仲間たち アツアツっ!(テレビ朝日系 2013/06/01 /朝日放送 2013/09/11深夜 25:38-26:13 OA)
(番組ページより引用)
「いつやるか? 今でしょ」のフレーズでおなじみの林修が「アツアツっ!特別講義」を開講!
『今やる人になる』極意を語る林先生と、『今やるのが苦手』な生徒・吉田がまっこうからぶつかることに!
吉田の、真剣ながらも無茶な質問に、林先生どう答える!?
「私は予備校講師という職業が嫌いです!」という爆弾発言や今でしょを超える名言が続々飛び出す、深夜の特別講義を見逃すな!
著書の『今やる人になる40の習慣』のプロモーション的な内容でした。
大ブレーク中のあの男が吉田と正面からぶつかり合う!
スタジオに林修さん登場
吉田「テレビよく出られてますけど、トーク番組っていうのは?」
「ちょこちょこ呼んでいただけるように。はい」
吉田「なんとか初めて出たことにしてもらえ(ません?)」
小杉「無理や」
紹介VTR
いつやるか? 今でしょ!
ナレーション)このフレーズで大ブレイク中のカリスマ予備校講師、林修。彼の本が学生、社会人を問わずすべての人に役立つ人生のマニュアルとして今話題になっている。
ナレーション)そこで今夜は、本の中から林が厳選した「今やる人」になるための重要ポイントを、授業さながらに激アツ講義。
人生に役立つ本気の授業! ブラマヨに思いは伝わるか?
下手にブラックマヨネーズの2人、上手にホワイトボードと林修さんという配置
吉田「先生出てこられたときよりもホワイトボードが出てきたときさらに落ち着いてますよね」
「そうですね」
小杉「なんで相方みたいになってんねんホワイトボートが」
「まあこれを背中に背負っているとこうね、昔の武士がこう鎧兜で身を固めるような」
吉田「先生ね、やるのは今でしょとかって言ってくれますけど、今やるのがけっこう難しいんですよ」
「そうなんですよ」
吉田「その気にならへんいうか、なんか風呂入ってからとか、まあなんやったら3時間ぐらい寝てからとか」
ナレーション)今やるのが苦手な怠け者吉田に、林の本気講義は響くのか
カリスマ講義1 大切な心構え
「最初の講義はこちらです」
ホワイトボードにパネルを張り出す
今やる人はどんな時でも____を持っている
「今やる人はどんな時でも(プルッ)を持っている」
小杉「あ、空白はそういうふうな音で表現するタイプですか。ほにゃららとかありますけど」
吉田「まあ、おにぎり、ですか」
「あーああ、まあ、おにぎりもあった方がいいかもしれないですね」
吉田「やっぱり、やりたいってなったときに腹減ってたら何もできませんからそういうときはおにぎりまず食うて」
「はい。しかも満腹にならない。満腹になるとどうしても眠くなるんで、こう適度にこうお腹を埋めてくれるおにぎり、ではないという」
吉田「遺伝子、いい遺伝子」
吉田「やっぱ親があかんと思てますから僕は。昔親が俺にピアノさえ習わしてくれたら俺の人生はまた変わったんじゃないか」
小杉「反省とかちゃいます?」
「反省を持つっていうのはもう日本語としてけっこう難しいですね」
小杉「めっちゃ怒られてるやん。文法怒られるとは思わへんくて」
「まあ、文法ではないですね。語法ですね」
小杉「立て続けに怒られてるやん」
「そのあたり僕の専門なんで」
小杉「あすいません」
「じゃ答えを、言ってしまってよろしいですか。何とかなるさ、という、根拠のない自信に満ちあふれている」
「簡単に書けば自信ですね」
吉田「そんな感じのことでええの」
「そんな感じでいいんですよ」
小杉「何とかなるさぐらいの感じじゃあかんのかなと思てたわ」
「いやいや。これがないからみんな、自信がないって言って、こう、元気なくするんですよ」
小杉「根拠のない自信なんか持ったらあかんって怒られんのかなて思ってましたよ」
「いえ。自信は、たえず根拠のないものなんです」
吉田「いや、自信は、こう自分がこれだけのことをやったという、自分で自分のことを好きな瞬間が多い、数じゃないですか。先生! 生徒の意見をなんですかそれは!」
「いえいえ、すいません。いやいや」
小杉「だからお前の今の意見は、ペンをくるくるレベルやったってことや」
「違います。実にいいことをおっしゃってくれたなと思ったんです」
吉田「そんならその聞く態度じゃないでしょ。くるくるくるくる」
小杉「しょうがない。俺も一般論としてはそんな感じしますよ」
「自信には常に根拠がない」その真意とは?
「そうなんです。いいですか、今おっしゃったとおり、自信は、過去から来るんですよ。しかし、過去と同じことは絶対に起きないんですよ。同じように見えてもちょっとずつ違う。だから前はあれでうまくいった。だけど、次うまくいくかどうかはわからないですよ。ただ過去うまくいったことは次うまくいく確率が高いだけです。ですから、今までずっとうまくいってた人が同じやり方をして失敗していくわけですよ」
「ものすごく売れてる芸人さんがいつもワーッと笑わせた同じギャグを使い続けてだんだんウケなくなって消えていくっていうのあるじゃないですか」
(吉田、小杉をつついて指す)
小杉「やめろ。泣いてまう。やめろ。小っちゃい声でヒーハー言うな。やめろ。この感じで責められたら泣いてまうからやめろアホお前」
吉田「わかりますわかります」
「今までとは必ず違う。一度も起きたことのないところで、挑戦していかなきゃいけないんで、しょせん根拠なんかないんです」
自身の経験から学んだ自信を持つ事の大切さ
吉田「根拠のない自信を持ってる、あかん人間ってたくさんいると思うんですよ。俺努力してないけどまあいつかなんとかなるやろ、みたいな」
「でもねぇ、何をやってもダメだ、僕はもうダメだっていう人より、よっぽどそっちの方がいいですね」
吉田「あーなるほど、まずそこから」
小杉「まずこれを持とう。真逆のどっちかいうたらもう俺は全然あかんねんと思てしまうよりも、そっちぐらいの方がまだいいと」
「それはほんとに僕自身でした。けっこう借金抱えたんですよ。1600から1800(万円)ぐらいあったんですけど、なんとでもなると思ってました。根拠ないですよ」
「まあ、ここだったら絶対大丈夫だっていうところから引き返したんです。もうちょっといったら危ないなと思ってました」
吉田「借金の額とか」
「ええ。でもどこかでやはりスイッチを入れなければいけない」
吉田「そうなんですよ。そこなんですよ聞きたいのは」
「スイッチは、本当に必要だったら入りますよ。なんだかんだ言って、まだ動かなくていいって思ってるんですよ」
「ほんとじゃあ全然やる気がしないっていう人がいたとしてですよ、たとえばじゃあまあプロレスラーかなんかが来てですよ、首根っこ突っ込んでやらなかったら首ひねって折るぞって言われたらたぶんやりますよ」
吉田「あーそらやりますそらやりますそらやります」
小杉「スイッチ入れるときですよねそれ。それで入れんと黙ってボキボキボキーやられとったらアホですからね」
「目の前のことだけで判断しないで、この話、今やる人はどんな時でも自信を持っている。しかもその自信は根拠のないものだという、まあひとつの考え方として、皆さんの記憶にとどめていただければと思います」
吉田「おー。先生がそういうこと言うと思わなかったですね」
小杉「ねぇ。真逆のことやと思てたわ」
吉田「そうそうそう。だらだらしててどうすんねん。やるのは今でしょかと思ってたんですよ。違うんや」
吉田「先生、あの根拠のない自信を持ってる人って多いと思うんですよ。その人がスイッチが入る言葉ではないような気がするんですよね」
「それはちょっと後で」
カリスマ講義2 コミュニケーション 必殺テクニックを伝授!
ナレーション)続いての講義では、林の必殺コミュニケーションテクニックが明かされる
今やる人は他人を____にさせることができる
「今やる人は、他人を(プルッ)にさせることができる。」
吉田「今やる人は他人を、徹底的に落ち込まさすことができる」
「ではないです」
小杉「今やる人は、他人を、味方」
「あっ、もうほぼ正解ですね」
(板書)いい気分
「いい気分」
吉田「いい気分? そうですかね?」
「他人をいい気分にさせる」その真意とは?
「たとえばじゃあ僕が、スタッフと一緒にいろんなこう仕事をやっていくときに、こういう立場ですから、やれ!言うこと聞けってやり方でもできるわけですよ。だけど僕は絶対しないで、ちょっとやってくれたらうわお前やっぱりすごいなお前のやり方うまいなー、ちょっと他の人とは違うよっていうような、ほめてあげたりとかいろいろな形でいい気分にさせてあげると、100の仕事が普段できる人が120になる。そしてそういう人たちが何か自分がやろうとすると、あ、先生、お手伝いしますよっていうふうに、自分がやるときの、そういう味方になる。だから味方って答えがほぼ正解ですと申し上げたのは、そういうことなんです」
普段から上手に褒めて協力してもらえる関係を作っておく事が大切
「自分ひとりでやれることって限られてると思いません? いろんな人に助けてもらわないといけない。そのときに、気持ちよくいいよやってあげるよって、そういう態勢を作っておくことが今やるためには大事なんです」
カリスマ講師流 人の褒め方・叱り方とは?
小杉「でもやってて、近い人間やったらよけいに腹立ちません? 何回言わすねんみたいなとか」
「でも、怒ってもやっぱりミスが出るんですよね。だったらできたときにほめてあげた方が、その人が気持ちよくやってくれることで、ミスが減る可能性が高くなるんじゃないですか」
小杉「はー、ミスの時に言うとかんと、このミス忘れよんちゃうかなみたいな」
「ですから、1つ叱ったら、3つほめる」
小杉「うわめっちゃほめなあかんやん!」
「まずほめられる要素を探します。お前こうこうこういうふうにやってくれたよかったなよかったなーって言っといてほめといて、だけどここんとこはこうこうで。こうしちゃうと、この怒られたことが頭に残るんで、もう1回後でほめて、ほめる叱るほめるのサンドイッチにして、さらにもう1個ほめて、ほめるが印象に残るようにするのが基本」
小杉「はー。かなり甘めの味付けでいけってことですね」
「そうです。まあチョコレートにディップした上に砂糖をかけるぐらいの甘さで」
小杉「甘いですねー」
「でもそういうふうに関係を作っておくと、ちょっと頼むぞといったときにバッと動けるんです」
小杉「そういう人が集まると、僕自身も今やる人間になるってことなんですか?」
「そうです。周りが動きやすい状況になってくれてるんですから」
「もうアニメとかの基本じゃないですか。何か主人公がやろうとするときにいい仲間、お前らがいるなら俺はもうやるしかないぜ、みたいな」
吉田「もっとこうスパルタ的なことかなと思ったら、意外に、哲学的な感じ、なんですね」
「ああ…深いですね」
吉田「はい。意外に。やっぱりこういう見た目ですから浅い人間やったらあんまりテレビには出れないんです」
小杉「(どつきながら)急激になんやねんおい」
「いや、なんかちょっと今は、僕が言いたいけど難しいから少し避けようとしたとこをポイントズバッ。さすがですね。やっぱり」
吉田「あーいやいや。一生懸命生きてますから」
「っていうふうに言うと、こうトークをもっと盛り上げようって気になりますよね」
吉田「そういうことか!(立ち上がる)なんやねんそれ! 乗せたんかい!乗ったんかい!」
「でも、でも僕は、そういうとき嘘はつきません」
吉田「あー!」
小杉「お前感情が行ったり来たりしすぎやねん」
吉田「哲学に興味なくはないんですよ」
小杉「まだ言うてんのかお前は。もう終わってんねんほめられた部分は」
つづく。
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