安倍昭恵さんがんばれ!全著作ガイド(2017年4月版)

カウントダウンTVをご覧の皆さんこんばんは。ドリアン助川です(ウソ)。

「叫ぶ私人の会」つながりで放り込んでみました。

大阪・豊中市の国有地取引から発覚した森友学園問題。その中心人物と(私に)目されているのが、ご存知、内閣総理大臣夫人(※2017年4月現在)にして政府公認私人の安倍昭恵さんであります。

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※画像は、akie-leaks.comより

そこで今回、ヒマな出典マニアがヒマにまかせて安倍昭恵さんの著書を全部読んでみました。この問題をめぐってピーチク騒がしい世間の諸姉諸兄も、著書をコンプ(リート)している方はそうそういらっしゃいますまい。

と、無用の選民意識をひけらかしつつも、著者クレジットが「安倍昭恵」である本は、現時点で電子書籍を含め4冊しかありません(Amazon.co.jp検索結果による)。

おすすめランキングをカウントダウン形式で紹介します。

安倍昭恵さんがんばれ! ちぇ~っきらう!

要約:Executive Summary

当ブログでの「著・安倍昭恵」本のおすすめランキングは次のとおりです。

コメント

ランキングの逆順に、ひと言ふた言コメントを付けて紹介していきます。

第4位:スルーでいい。

レシピ本です。見に行った図書館では「596 料理」の棚にありました。

森友学園問題から入ると、大して面白くありません。一般の方はスルー、ヒマな方も後回しでいいと思います。

副題の「私がUZUを始めた理由」なら、オンラインでほぼ同内容の情報がこちら↓で入手できます。

第3位:単体ではおすすめしない。

「歴史通」誌上での対談企画を書籍化したものです。

悪意を持って、あるいは何らかの予断を持って読んでゆくならば、対談相手の人選なり、発言中の片言隻句なりを取り出して楽しめるかもしれませんが、そうした、いわば印象操作、あるいは、レッテル貼りに与するような、取り組みにはですね、これは無理があると、この点どうしても否めない。という所存であります。

利活用には、本書以外から得た情報とも組み合わせた、多角的なアプローチが求められるように思います。

一般の人はそこまでヒマじゃないでしょうから、「あまりおすすめしません」が結論です。

第2位:やや古いがお得。

「新潮45」に掲載されたインタビュー記事を電子書籍化したもののようです。厳密な意味で「著者」かと言われると違う気がしますが、クレジットがそうなっていたので読んでみました。

コンパクトな分量で低価格。情報が相対的に古いのが玉にキズである半面、密度が高く、おすすめです。

安倍晋三さんが使われている潰瘍性大腸炎のお薬は、「アサコール」と知りました。

参考:[PDF]潰瘍性大腸炎治療剤 「アサコールⓇ錠 400mg」新発売のお知らせ|zeria.co.jp(2009/12/21付)

くり返しますと、コンパクトで低価格な電子書籍。私の場合108円で入手しました。忙しい方、貧乏な方にも自信を持っておすすめできるコンテンツです。

第1位:おすすめ。伏線だらけ。

面白いです。俗っぽく言うと、「伏線」張られまくり、「フラグ」立ちまくりです。

40か所近くに、付せん貼りました。おすすめします。

「ネタ本」登場回数も最多(オレ調べ)

実際に、森友学園問題の表面化後、ネットには

あたりを嚆矢として、同書の記述をベースにした記事が複数見つかります。

ただ、これら「昭恵さんいじり」に対して私は不満があります。

次回予告的な何か

というのも、自身の見かけた範囲では、「重要文献」として『「私」を生きる』にまで到達しているにもかかわらず、

「寄付をするときは、必ずしかるべき人に直接、手渡さなければならない」(p.34)

を代表に、「どうでもいい」とは言わないまでも、ゲーセワな一般大衆にウケそうな「見栄えがする」くだりばかりをクローズアップさせ、問題の本質に届く最も重要な記述をどこも取り上げていないからです。

この点、国内トップクラスのヒマ人として非常に遺憾であります。

なので次の記事で、自分で書くことにします。

祈ります。

続きます。

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