こんにちは。情報ひとつで人物評を一席ぶつというクソ迷惑記事です。
要約:Executive Summary
「シン・ゴジラ」脚本・総監督の庵野秀明さんをひと言で表せば「線路の人」です。
「線路」のあり方に、庵野さんの人間観、ひいては世界観が集約されています。
説明
「シン・ゴジラ」体験後に調査研究を重ねてゆくなかで、庵野さんの人間観・世界観はこれだなと思い至りました。
電車よりも線路が好き。その理由は「線路は機能的。必要なものしかない」。(略)「線路は2本ないと完成しないし、その2本は絶対に交わらない。こんな哲学的なところも好きです」
出典:なぜ「シン・ゴジラ」で鉄道が大活躍するのか 庵野総監督の「鉄道愛」が名場面を生み出す(大坂直樹)|東洋経済ONLINE(2016/08/21付)3/4ページ
動画で確認
記事の語録の元になっているのが、たぶんこのトークショーでのこの庵野さんの発言です。(1:23あたり~)
庵野「どっちかというと線路の方が好きなんです。(略)すごい機能的じゃないですか。必要なものしかまずない、これはまあ電柱と同じなんですけど。機能美と、あとこれは観念的なものなんですけど、二本ないと、このぅ完成しないと。ふたつあるっていうのが(いいんですね)。このふたつはね、絶対に交わらないんです。ずっと平行なんです。だから平行で交わるものがないものがふたつ揃わないと機能しないっていうのも、哲学的には僕は好きですね」
出典:鉄道模型コンテスト2016・「500 TYPE EVA」発売記念ステージ|kato online(公開日:2016/10/03付)
はぁ~、なるほどねぇ~
劇場パンフにも
劇場パンフレットの最初に、「2015年4月1日製作発表時のコメント」として庵野さんの寄せた一文が掲載されています。
ああいう場所に載せられる文章としては珍しいトーンでしたが、とりわけこの
制作者が何を書いても言い訳にしか過ぎず、善意と悪意の前に晒される事態を重々承知の上で、こんな時代のこの国で日本を代表する空想特撮作品を背負って作る、という事を少しでも理解していただけたらという願いから、拙文を寄せています。
「善意と悪意の前に晒される事態」っていうとらえ方がまた、すごく線路っぽいです。
善意と悪意もまた、二つが決して互いに交わることなく、しかし両者が揃わないと機能しないのかもしれません。
超テキトーなことを言ってしまいました。
付記:出典マニアの、20年遅れ「新世紀」体験
周辺の話題から、ちょっとした「エヴァみ」を3つ論っておきます。
(1)対エヴァンゲリオン
上で引用した庵野さんのコメントは、ゴジラ公式サイトにも掲載されています。
文脈がつかめないんですが、そのページのバナーが「ゴジラ対エヴァンゲリオン」です。
www.shin-godzilla.jp/comment.html より
企画段階のある時点まではこういう「コードネーム」で呼ばれていたのかもしれません。
(2)線路の人の「新世紀」、視聴中
いまBSプレミアムで再放送されている「新世紀エヴァンゲリオン」を、20年遅れで見ています。次(10/28 OA)が第七話です。
シン・ゴジラがなければ、きっと見なかった作品です。自分にはどうにもアニメ特有?のノリが合わなくて、これまで視聴する機会を持ちませんでした。
「線路の人」の作品としてとらえると面白いのは、ひとつはモノレールが目立つこと。さらに登場人物同士の、寄り添ってはいるんだけれど決して交わらない感じも、とっても線路っぽいです。
あとは出典マニアの習い性で、
- 第四話「雨、逃げだした後」の、セリフを入れず風景と人物だけを延々と映し続けた演出は、「京都買います」(「怪奇大作戦」第25話)の実相寺昭雄スタイルかな?
Amazonビデオ「怪奇大作戦」
とか、
- 第六話「決戦、第3新東京市」は、同じく第6話つながりで「決戦!怪獣対マット」(帰ってきたウルトラマン)をやりたかったんだね。
Amazonビデオ「帰ってきたウルトラマン」
とか思って見ています。やってることの根っこは「シン・ゴジラ」と一緒だなあと。
(3)「異物」の加わる展開も共通
このあと第何話かは知らないけど、「新世紀エヴァンゲリオン」のストーリーに「異物キャラ」が加わるネタバレもなぜか知ってます。
「シン・ゴジラ」では石原さとみさん演じるカヨコ・アン・パタースン米国大統領特使の役割でしたが、
funimationfilms.com > Gallery より
エヴァでは桜の稲垣早希さんが演じます。知ってます。
あんたバカ?
おわり
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