こんにちは。
ひとり遊び日本代表による、ひとり会議議事録です。
問題は、カネの稼ぎ方です。
後回しにしても残り続ける問題なので、アウトプットして整理しておきます。
問題点:「3K」バランス
自分では「3K」と呼んでいる、やりたいことの3本柱
- 軽量化(減量)
- 研究
- 金儲け
のバランスが悪い。
- 体重→全然減らない
- 研究→大して成果出てない
- 金儲け→まるでカネが入ってこない
とりわけ「カネがない」がずっと頭の一角を占めている。
納税ゼロの確定申告
例年、確定申告書は1時間足らずで仕上がる。今年の所要時間は40分だった。
マイナス所得で納税額ゼロ。これもまた例のごとく。
申告書も郵送にしている。封筒に入れて切手貼ってポストに入れて完了。
東京にいた頃は税務署に持参していたのだけど、やめた。所管の署では申告時期の受付動線がイケてなくて、出かけると時間の無駄だとわかった。
年収29万円生活
書類作成は、例年次の数値を求めて国税庁の特設サイトに打ち込んでポン。
- 収入:Google Adsense支払い+アソシエイト紹介料を合計
- 費用:アパート家賃(事業用比率で按分)+レンタルサーバ料金を合計
平成27年(2015年)の収入は291,950円だった。月収ではなくて、年収。
30万円には少し届かなかった。
納税額はゼロだから、前回から義務化された事業帳簿も申し訳だ。念入りに記帳するのもまぬけだ。
事実としてカネが入ってきていないのだから。
カネがない
傘がない
中森明菜
¥250
都会では自殺する若者が増えている
新聞も来ない もう何年も取ってない
だけども問題は今日のマネー カネがない
カネなくちゃ 嫁のカネを稼がなくちゃ
とか、言ってみる。
正直、いまカネがあるかないかと言われればあるんだけど、もうじきなくなる。それは確実。隠し口座のカネもなくなる。
さてどうする?
基本的考え方:カネの本質
- 報酬(入ってくるカネ)とは、「時間の使い方」=ヒマの過ごし方」に対するリターンである
- そのカネは人が出す
説明
- 取引的モデルで記述すれば、人生とは「時間と行動の交換」である。
- カネは人が出す。この事実が意味するのは、カネとは過去の行動に対する他者からの評価にほかならないということである。
ふりかえり:2015年のヒマの過ごし方
2015年のヒマの過ごし方をふり返って大別すると、次の2つになる。
- 調査活動(ネット・読書・執筆含む)
- 嫁の世話
前者、なかでも8月以降に取り組んだ五輪エンブレム問題に関しては、たぶん国内トップクラスのヒマを過ごし、相応の知見も得られていると思う。
問題なのは後者、嫁の世話。
婆さんの見送り
いまの話に戻る。
申告書を書いた翌日、婆さんが死んだ。
サービス付き高齢者向け住宅での最期だった。太宰治と同い年だから、長生きの方だろう。知らないところでなんか表彰されてたのだった(こちら)。
前の週に様子を見にいったときは、昼間だったが、横になったままうわごとをくり返していて、既にまともな会話はできなかった。
もう長くないなと思って、自分のお別れはその時に済ませた。
翌日が通夜・翌々日が葬儀。手元に喪服を持っていないので、親経由で葬儀場に貸衣装を手配してもらった。葬儀の日には嫁も参列した。
嫁の守り
前段で、亡くなる前の週には「昼間だったが、横になったままうわごとをくり返していて、既にまともな会話はできなかった」から、婆さんはもう長くないなと思った。そう書いた。
けれども嫁はいまも月の半分近く、そんな感じだ。
嫁には精神障害がある。
連日連夜、自分の配偶者から「ごはん」「甘いの」「だっこ」「おしっこ」「うんちするー」「いっしょにねんねしる」などと言われ続けているおっさんは、そういないだろう。
こないだ計算してみたら、母親がいまの嫁と同じ年齢の時、自分は高校3年だった。がっくりきた。
正直、しんどいときもある。育児ノイローゼや介護疲れの果ての殺人、無理心中といったニュースは、他人事と思えない。
けれども万が一にも魔が差して嫁を殺したり嫁と心中してしまっても、世間には不可解な事案にしか映らないであろう。あまりにアホらしい。
なぜなら、嫁が他人と接するときは「まとも」だからである。けれども実は「まとも」を精いっぱい演じているだけにすぎない。その結果、前後でしわ寄せが来る。
たとえば先週も、両親と待ち合わせて4人で外食し、しゃぶしゃぶをごちそうになった。嫁は以来1週間、今日までほとんど寝込んだままでいる。
なんでこうなった? を考えるに、いちばんの大きな原因は、夫の自分にあるのだろうなと思う。この相手にはこれまで抑圧し続けてきた自分を解き放っていいと、嫁が学習したからだ。
社会の側に嫁をわかる義務はない。
家族を介護する男性は、ひとりで問題を抱え込む傾向があるそうだ。この境遇を介護と言えるかはよくわからないが、自分にもその傾向は認められる。自覚はある。だからあまりため込まないように、責任を取らないようにはしている。
しんどいわ、とときどき言う。おととい嫁に言ったら「ばいばいするの?」とわんわん泣き出した。号泣とはこのことかと思った。悪いことをした。
とはいえ、カネが入ってこない事実はじわじわとストレスにはなる。以前はそこで自分の精神を荒廃させたこともあって、その結果、別居したり、調停したり、裁判したりもした。
いま嫁とは「あとはお金だね」で見解は一致している。体力年齢が実年齢の2倍で、精神年齢が小学生で、具合の悪いときの様子を昔の人が見たらきっと狐憑きに違いないと思うであろう嫁とでも、これぐらいの会話はできる。
前置きが長すぎた。本題に入る。
カネの稼ぎ方
トピックスに沿った関連書籍を挙げながら進める。
「おすすめ本」の意味ではないのでその点はご承知おきを。
目指さないコース
「雇われる」方向は極力目指さない。
虚しい。全否定はしないけどね。
うちらの困窮ぶりを見かねたかして、婆さんの葬儀のあと、東京で鍼灸師をしている従兄が、働き口がないか心当たりにいくつか声かけてみると申し出てくれた。かたじけないことだ。
けれど、こないだ履歴書と職務経歴書を作って、郵送&PDF送信して、こう思った。
- この時間、ムダだよなあ
- 同じ時間使うなら、より投資効率の高い、面白い方に振り向けないとなあ
雇用側の視点で自分を雇いたいかと自問する。思わないもん。
目指すコース
だいたいこっちかなあと思っている。
- アフィリエイト
- キャッシュインフローの創設(コンテンツ課金)
- Rubyプログラミング
- FX投資
- (稼ぐ志向としては)何もしない
1.アフィリエイト
(関連書籍)
Twitterには「谷」と呼ばれる一角があって、アフィリエイト事業に携わる人らのコミュニティができている。有益な情報発信をしているアカウントがいくつもある。
「アフィリエイト」と聞くと、どこか胡散臭いイメージを持つ人も多いかもしれないが、至極真っ当な商売をしていることがわかる。
ちなみに胡散臭い方のアフィリエイトは、「谷」では「札束系」と言われているようだ。
そこらから情報を得て、自分ならこうやればいいかなという手応えはつかめたつもり。
手順はこう。
- Webサイト・コンテンツにより、「必要としている人に届ける」機能を提供する。
- その対価として報酬を得る。
あとは実行しながら調整するだけ。
(報酬ゼロだが)成功事例
カネは一切発生していないけど、たとえばこういうコンテンツを作ればうまくいくんだろうなと。
「若くして夫を亡くした妻たち」専用掲示板の書き込みが生々し過ぎると一人だけ話題に(2015/06/07)
公開以来、コンスタントに60~80PV/日ほどのアクセスがある。予想外の結果だ。
記事を書いたきっかけは、檀れいさんがCMで演じる金麦女が「夫に死なれ精神を病んでいる」という説に疑問を持ったことだった。
- 「死別」で狂えるのか
- 実際、夫を亡くした妻に何が起こるのか
そこを知りたかった。きわめて私的な動機で出来上がった記事である。その動機に公益はない。
それでも、上の記事で紹介している掲示板は、検索してもなかなか出てこない。掲示板への「入り口」として記事が機能していることに公益がある。
ちょいとだけいいことできたかなと、ひとり悦に入っている。
デメリット
アフィリエイト事業のデメリットのひとつは、広告収入を得られる商品やサービスを紹介することが、必ずしも社会全体の幸福度向上にはつながらないことだ。
たとえば、サプリメントや健康食品の類。
高い金出して摂るメリットはない。
「欲しい人がいるから、商品が開発され、流通に乗って売れている。売り手買い手の双方が満足してるんだったら、それでいいじゃないか」という反論があるかもしれない。商取引としてはそのとおりだ。経済的付加価値も向上していることになるのだろう。たぶん。
けれども社会の幸福にはつながっていない。
そんな状況があったときはまず蒙を啓くのが筋であろう。
自分には、商品の不都合な部分には目をつぶり、相手が無知蒙昧な地位に安住する「奴隷の幸福」を勧めるような真似はできない。
それでもそっちへ行く人は止めないが。人には愚かでいる自由もある。
2.キャッシュインフローの創設(コンテンツ課金)
関連書籍
29万円の年収の源泉は、すべて当ブログである。具体的には
- AdSense広告クリック
- Amazon商品リンク経由での購入
でカネが発生している。獲得スピードを12倍ペースアップできれば、年収300万で最低限の生活はできる。できるのなら、って話だけど。
月額で2.5万円近く稼げたって、すごいよね。とポジティブにとらえよう。
クリック報酬の頭打ち感
ともあれ収益額はもう頭打ちだろうなと思う。当ブログのコンテンツを楽しめる主な読者層が、AdSense広告をクリックする層ではないことがわかってきたからだ。
ちなみに2015年AdSense収益の年間トップ3の記事がこちら:
- 成功率100%!宝くじが確実に当せんする買い方のコツ(2013/09/06)
- マイクロソフト Surface Pro 3 CM曲「ねがちぇいるちゃらが」入門(2014/10/28)
- 「なぜ、円安・円高はややこしいか?」を日本一わかりやすく説明してみた(2014/10/24)
イヤな言い方をすれば、全部B級国民向けのコンテンツだ。B級国民でないと、広告なんぞクリックしないのである。自分には、定常的に狙って書けるコンテンツではない。
インキャッシュのイノベーションを
もっと「お客さま」から直接お金をいただけるルートを作りたい。
ずっと読みかけの本。
当ブログに掲載するコンテンツ自体を有料化するつもりはないけど、note.muのプラットフォームでどうにかインフローを作ろうと画策はしている。
お金ください。私に。
どこかに口座情報も載せるようにしとこう。今すぐ振り込んでほしいのよ(岸部四郎さん風)。
3.Rubyプログラミング
Rubyエンジニアなら、働き口に不自由なさそうだ。カネもそこそこらしい。
関連過去記事はこちら:
- 「納品のない受託開発」という温故知新(2014/09/25)
- 「地方」と「ビジネス」と「定年」―倉貫義人さんと語る会@岡山・感想文(2014/09/29)
- 【日記】GO島根!ITエンジニア転職フェアへ行ってきました。(2016/02/01)
二度と関わるまいと思っていたIT業界だけれど、幸せそうなコミュニティはあった。
ただいかんせん、そこで中心となっているRubyのことをなーーーんにも知らない。
ほかエンジニアの職能として求められる資質には引けを取らない自信はあるのだが。美しいだけの無益なソースコードも華麗に書けるよきっと。
全然進捗しないうちに、最新版が出てしまった orz
4.FX取引
自分がまだ大企業病を引きずっていた頃になるが、FX(外国為替証拠金取引)をやっていた時期がある。何冊も本を読んだり一度はセミナーに出たりもして勉強しつつ都合4年間ばかり続けたが、結局利益は得られず、合計で年間の生活費ぐらいは消えた。以来5年近くカネは動かしていない。
いまKindleにはこれを入れていて、
どうやればうまくいくかは何となく見えてきた。
※1冊読んだだけで勝てるんなら世話はないことは、いちおう言っておきます。
小さく試せばいいと思っている。経験したことはアフィリエイトのネタにもなる。
でもなんだろう、なんか気乗りしない。
5.(稼ぐ志向としては)何もしない
カネは人間の本性をあぶり出す。
金に困ってこの本を読んで、「存在給」という考え方を知った。「何もしない」という手もありだと思った。
簡単に説明すると、たとえ何も生んでなくても、何もしていなくても、自分にはまとまったお金がもらえるだけの価値がある。そう思えるか、それが一生お金に困らない「あり方」(やり方にあらず)だと説いている。
客観性に乏しいが、お話として理解はできるので、「自己評価が低い人のための心の処方箋」的何かとして承っている。
「社会的無価値」に無力な「存在給」発想
「存在給」発想にも難点はある。この考えをおしすすめると、五輪エンブレム問題をきっかけに明るみに出た「デザイン村」のありさまのように、社会的にさして価値のないものに不相応な額のカネが動いてしまっている事態を肯定しないといけなくなるからだ。
あるいは地方創生事業も「無価値」にカネが付いて回ってしまっている例のひとつだ。
地方創生加速しちゃって困っちゃうよー。|木下斉|note(2016/03/22付)
を見ると、何ら価値を生まないところに税金が投入され雲散霧消していることがよくわかる。アホだ。
ナマポでいいじゃない
ここまでカネの稼ぎ方について整理してきた。それでも昨今の自分のヒマの過ごし方を検討してみると、カネにならない、なる見込みのない記事づくりに多大な時間を割いていることは明らか。われながら呆れる話だ。
もうそれでいいかなとも思いかけていて、どうにもならなかったら生活保護を受ければいいと思っている自分も少しだけいる。
「働け」と言われるかもしれないが、働いている。時折仕事もしている。過去記事の蓄積を見てください。
「仕事しろ」というなら、遊び半分の当ブログ運営を、本格的に仕事化すればいいことだ。仕事にするためのメソッドは準備済みで、あとは適用するだけ。
メソッドは簡単。
- 設定した「締め切り」までに
- 「依頼」に基づいた記事を書くこと
「依頼」と「締め切り」、これが仕事の本質である。
記事にしろコードにしろ、自分の生むコンテンツの品質には自信を持っている。価値の面でも、このブログの記事で言えば少なくとも自分にとってはすべて価値があるし(じきにゴミ記事化するものもあるが)。
カネが入ってきていないだけ。って、それが問題やっちゅう話やがな。
逆にプレゼンしたい
保護申請する前に、候補の自治体に対し、自分には金を出すだけの価値があるぞ、自治体を利するコンテンツが生める存在だぞとアピールするためのプレゼンをしたい。
たとえばこんなイメージ:島根・ITベーシックインカム構想【企画書】(2016/02/06)
東京だと、区立図書館の運営がすばらしい荒川区にプレゼンしたい。保護費で生活はまかない、PR活動をする。報酬を得るのは別ルートに求める。
地方創生を称したあまたのクズ事業たちより、よほど良質なモデルと思っている。
クズ仕事の海を越えて
1月に軽井沢で起こったスキーバス転落事故からも明らかだが、日本には生活保護水準以下のジョブが少なくない。そんな職に就きたくはない。職業選択の自由はある。
ナマポ以下ではなかったけど、最後に勤めた会社に対しては、自分を少々安売りしすぎたなと反省している。経営側がいろいろ情をかけ恩を着せて甘言を弄しているのは、つまるところ自分たちの私欲を満たすための都合のいい手駒がほしいのだというのが段々とわかってきて、興ざめしたのもある。
誤解のないよう付け加えておくと、中小企業の経営など、独裁体制でいいと思っている。その会社の経営方針が自分には合わなかっただけの話だ。
半生ぽかった
実は別居していたら、知らぬ間に嫁だけが生活保護を受けていた。それでコンピ(婚姻費用)の振り込みはやめたので、恩恵は受けているとは言える。関知していないので、同居している今どうなっているか知らない。
嫁経由で見聞きした生活保護の現場の実態はひどいものだった。受給者の中には気の毒な人ばかりでなくいろいろアレな人もいるみたいだが、ひどいのはそっち側ではない。ひどいのは支給する行政の側である。まずは施してやっている感がとにかくひどい。
支給する側のカスみたいな行政の連中に差別されるいわれはない。むしろ蔑んでさしあげます。
そんなこんなでもぐり込んだ社会の底辺からひっくり返してみせようかななんて野望もあったりなかったり。
不正な申請はしたくないので、隠し口座の残金も表に移しておこう。
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