こんにちは。
宮田亮平さんを知る語録シリーズ
に続く第3弾です。
残っていた小ネタ
- 鵺(ぬえ)のような人です。
- 金平糖じじいです。
を語ります。
宮田亮平さん語録―『イルカのごとく』から
ネタ元は、こちらの本です。
鵺のような人
宮田さんの作品でイルカと並んで代表的なのが「鵺」シリーズです。「ぬえ」と読みます。
金工作家 宮田亮平 公式ホームページ > 作品紹介 > 鵺 より
前掲書によると、イルカが「楽しすぎちゃって」「楽しすぎると飽きる」と始めたのだとか。
ちょうどこのころ、二人の娘たちの藝大受験時代なんだ。彼女たちが浪人していた時期なんだよね。僕も浪人したから自分の体験とダブってね。身代わり地蔵じゃないけど、はがゆくてつらかった気持ちがシュールな作風にあらわれている。あとからカミさんからそんなふうに指摘されて、なるほどって思ったな。作品は心を表すなぁ!(p.47)
だそうです。
どちらの娘さんかわかりませんが、こちらのYouTube動画:
- 日本財団パラリンピック研究会 『対談シリーズ』【第2回】|TOKYO MX(公開日:2015/05/08)
では、「娘は4浪」と語っています(39:30あたりから)。なお宮田さん本人は2年浪人したそうです。
どうやら教員の子女である事実は加味されていないみたいなので、東京藝大の選抜システムがそれなりに機能している証拠にしてよさそうな話に思いました。
鵺とは
「明鏡国語辞典」での「鵺」の説明です。
『平家物語』などで、源頼政(よりまさ)が退治したという怪獣。頭は猿、体は狸、尾は蛇、手足は虎、鳴き声はトラツグミに似るという。
得体の知れない怪しげな人物のたとえにも使う。
宮田さんも「イルカおじさん」のひと言では片付けられない、鵺のような人です。
以前(2008年)、爆笑問題の番組に宮田さんが出演された際の太田光さんとの丁々発止のやり取りが記憶に残っています。詳しくは、「宮田亮平 爆問学問」で検索した結果から適当に見つろって参照してください。
金平糖じじい
宮田さんはこんなことも言っていました。実はいちばん気に入っています。
僕は金平糖になりたいな。金太郎飴になりたくない。金太郎飴は切っても切っても同じで甘いだけ。金平糖は、考えは甘いけど、やることにとげがある(笑)。(p.33)
とんだ金平糖じじいです。
今度のエンブレム委員会の差し入れに、創業100年以上の専門店、エビス堂製菓の金平糖などいかがでしょうか。
おわり
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