林修さんが本にもブログにも書いていないお金の話

こんばんは。林修ナイトの時間です。ごぶさたでした。

林さんの2冊の著書はともかく、ブログまで全部読んでいる人は多くないと思いますので、勝手に代表して書きます。

実は釣りタイトル

タイトルは「釣り」です。すみません。マネーに絡めたゲーセワなタイトルの付け方をしたらアクセス数が変わるかを試したくて付けました。

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誠実にタイトルを付けるなら「林修さんがどういう条件で東進ハイスクールの講師を務めているのか邪推しました」ぐらいです。

文献資料のみから導いた、混じりっけなしの100%邪推ですので、そのつもりでお付き合いください。

林さんの契約形態(推定)

結論だけ書くと、林さんの契約形態は「プロ野球選手」的なものだと考えられます。

具体的な類似点としては

  • 専属契約
  • 契約期間は、単年 場合により複数年
  • 報酬は年俸制、または出来高制 もしくは両者のミックス
  • オフシーズンの活動も、原則は球団(雇用主)が管理
  • その他諸条件は雇用側との交渉で決定
  • 来期の活躍が見込めなければ「自由契約」「戦力外」

といったところです。活躍次第で高い収入も見込めるが先の保証はない、そんな仕事なのでしょう。

一般の労働者により近い用語で言えば、「契約社員」的な有期の雇用契約を雇用主と結んでいるものと推定しています。

東進ハイスクールの講師は(少なくとも)2種類

東進ハイスクールのCMを見ますと、講師の紹介の仕方が2種類あることに気がつきます。「客員講師」と付いている人と、そうでない人です。「客員」が付いている方の名前で検索してみますと、ご自分の塾を開いておられました。

林修さん含め「客員」でない人は、ほかでは教えていないということだと思います。

専属を基本として、その他いくつかの基本ルールはありながらも個々の契約条件は講師によってそれぞれ、というのが実状でしょう。

林さんが書いていないお金の話

林さんの著書、ブログを読んでも一切出てこないお金の話があります。

それは、税金の話です。

それは「やりたくないけど、必要なこと」

自営業の方のブログを継続的に見ていると、ある時期になると必ず税金に関する話が出てきます。たとえば、所得税の確定申告の時期、あるいは住民税、消費税、固定資産税の納税時期などです。見ている範囲で例外はありません。

なぜなら、林さん流に縦横に軸を引いて言うと、それは「やりたくないけど、必要なこと」だからです。

大半の自営業者の方にとって、申告や納税に係る事務はストレスです。面倒くさいからです。

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「税理士に全部任せている」という人であっても、経費に関する領収書など、記帳ならびに申告納税に必要な書類のやりとりは必ず発生します。

ですから、自営業者でブログをある程度以上オープンに書いている人であれば、例外なくそこへ税金がらみの話が出てきます。ストレスなので、「めんどくせー」とか「よし!やっと終わったぁ」みたいな話を書かずにはおれないのです。

林修さんと税金

しかし林さんの著書にもブログの中にも、税金の話はまったく出てきません(見落としがあればご指摘ください)。

前段の論理を当てはめれば、このことは、林さんがフリーランスの自営業のような形態で働いていないことを意味します。税に係る事務は恐らく、東進ハイスクールを運営する(株)ナガセのスタッフが行っているのでしょう。

林さんのブログにはこのような記述がありました。「回顧 公開授業 at  東進衛星予備校周南徳山校」(2012年12月20日付)より。

ならばと、本部から送られてきた航空券を前日移動に切り替えて、1日早く福岡入りしました。

林さんの元に、移動に必要な航空券が送られてくるということは、(これをもって全部と断定はできませんが)経費のコントロールを「本部」、すなわち(株)ナガセのスタッフが行っていることを意味します。

続・林修さんと税金

先ほど「税金の話はまったく出てきません」と書きましたが、厳密には不正確です。ひとつだけ、ブログに税の話が出てくるためです。

林さんのブログに唯一出てくる税の話、それは「有名税」です。

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