こんにちは。
知らなかったので記事にしておきます。
要約:Executive Summary
「草生やす」というネットスラングがあります。
- (例)
- ちょwww
みたいに、「w」の字を連ねることです。
タイ語では、「w」ではなく、数字の「5」がその役目を負っています。
「555555」と、「5」の字を6つ以上連ねてツイート検索してみると、よくわかります。
※画像はcommons.wikimedia.orgより
以下、それを知ったきっかけを書きます。
謎の多いタイ料理店「555」
亀戸に「トーン・ハー」という名前のタイレストランがあります。
Googleストリートビューより
こんなブログ記事がありました。
看板にある「555(ハーハーハー)」は日本語にすると「www」ってこと。マジ謎の店名555。
亀戸「トーンハー」で青森缶ジュースげっと|タイ料理広報担当☆クン・プーのタイ料理食べ歩きブログ&まいぺんらいタイ料理レシピ(2014/02/27付)より
Google翻訳にかけてみた結果から判断すると、「トーン・ハー」は「3つめの5」ぐらいの意味になるようです。
有名人のサイン色紙が飾られている店はさほど珍しくありませんが、この店に2枚飾ってあるサイン色紙の2枚ともが阿部サダヲさんの色紙というのも、けっこうな謎です。
わかったこと
そこから、タイ語では
- 5を「ハー」という
- 「555…」と並べると、日本語の「www…」の意味になる
と知りました。
ツイート検索で確認
確認のため、Twitterで「5」を何個か連ねた文字列を入れて検索してみました。
結果は、6連続の「555555」から大きく変わりました。
すっかりタイの景色です。
日タイ「草」比較
「草」に関する日タイ両国語の比較考察です。
日本語の「w」
自分の理解では、「w」はこんな経緯をたどって生まれた表記です。
- (笑)→ 藁 → ワラ → w
「w」は、「笑」という文字の訓読みに由来します。文字の世界に閉じた、言わば視覚優位の変移です。
実際、「わら」と声を出して笑う日本人はいませんし、そもそも「草生やす」という表現も、wの字の並んだ見た目をたとえている、視覚ベースの比喩です。
タイ語の「5」
一方、「5」はタイ語で「ห้า」です。カタカナ表記するなら「ハー」です。
「555555」と連ねた文字をタイ語で読むと、「ハハハハハハ」です。音が聞こえます。聴覚優位です。
まとめ
「だからなに?」と言われても、何もありません。
いろいろだなって、それだけです。
555
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