銀蝿一家の大予言?《ぶりっこROCK’N ROLL》(1982)が小保方晴子さんすぎる件

こんにちは。

昔語りのため80年代アイドルに無理やりこじつける試み、パート2です。

記者会見で思い出した銀蝿一家ソング

去る4月9日に開かれた、小保方晴子さんの会見中継を楽しく見ておりましたら、ふと

  • 涙出さずに泣いた顔

というフレーズが頭をよぎりました。

紅麗威甦(グリース)《ぶりっこROCK’N ROLL》(1982)の一節です。

Amazonで探してみるとこちらのCDに入っていました。

そうそう、ヴォーカルは杉本哲太さんでした。すっかり忘れておりました。

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※画像は、杉本哲太|SIS company より

小保方晴子さん過ぎワロタ

あとの歌詞ってどんなだったっけと、歌詞サイトで確認してみました。

笑いました。

お目々 パッチリ クリックリ
かまちんカットで首かしげ
レースのハンカチにぎったら
涙出さずに泣いた顔

《ぶりっこROCK’N ROLL》(詞:翔, 1982)|goo音楽

なんだこれ。ほぼ、カメラの前に現れた小保方さんじゃん。

モデルに関する通説

もちろんこの歌詞は、32年前の過去から2014年の記者会見を予言していたわけではありません。

ここで歌われている「ぶりっこ」は、当時19歳、デビュー2年弱ながら既にトップアイドルとなっていた松田聖子さんを揶揄したものとされています[要出典]。

たしかに松田さん、前年(1981)末の各種歌謡賞レースの番組で一生懸命泣き顔を作っていたのですが、全然泣けていなかった記憶が僕にもあります。

風立ちぬ
松田聖子「風立ちぬ」(1981, 2013)

意識調査結果にも符合

《ぶりっこROCK’N ROLL》でくり返されるコーラスは、こんなです。 ※下線は引用者

ぶりぶりぶりっこ Rock’n Roll
ぶりぶりぶりっこ Rock’n Roll
可愛いこぶりっこ いいこぶりっこ
ぶーりぶりぶり Rock’n Roll
わかっちゃいるけど憎めないんだ

ここ、きっつい事実ですが、こちらに符合しているようにも思います。

Yahoo!での意識調査

会見後から、Yahoo!が集計している意識調査の情報が回ってきました。

この記事を書いている4/10時点の状況です。調査実施期間は19日までだそうです。

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僕からすれば、「納得した」票の多さに驚きます。なんということでしょう。

けっこうな割合で納得させられてしまっていることを示すこの情報から言えば、小保方さんと代理人さんらが会見を開いた目的は十分に果たせていそうです。

なお自己申告でしょうけれど、回答者の4分の3、75%が男性です(4/10現在)。

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おい男大丈夫か。

心ある研究者、あるいは女性、あるいは男女問わず彼女のような人物に痛い目に遭わされたことのある人らの、歯がみする音が聞こえてくるようです。

今一度、ポパーの金言へ

近ごろ何度も思い返すのは、科学を語るなら避けて通れないこの人、カール・ポパー(1902-1994)が遺したこの金言です。

悪を予言することではなく、よりよい世界のために戦うことがわれわれの義務である。

カール・R・ポパー『フレームワークの神話―科学と合理性の擁護』(1998)

[Thus] it is our duty, not to prophesy evil but, rather, to fight for a better world.

Karl R. Popper『The Myth of the Framework―In defence of science and rationality』(1994)

重要なのは《ぶりっこROCK’N ROLL》に予言されていた悪ではありません。

よりよい世界のために戦うことです。

次回予告

次の記事で、よりよい世界のために戦います。

だろう。たぶん。な。 ←《ヒマの過ごし方》(1993)風

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