こんにちは。用件はタイトルのとおりです。
昨日(4/9)の小保方晴子さんの会見中継を楽しく見ました。
既にいろんな人がいろんなことを言ったり書いたりしていますので、僕は本題と全然関係ない部分で、ひとつ気になったことを書きます。
金の話です。
会見の場所代は自腹らしい
会場となったホテル宴会場の費用は、小保方さんが負担しているという旨の報道がありました。
- 小保方さん 9日会見、会場費24万円は自腹「私の口から説明」|スポニチアネックス(2014/04/09付)ほか
会見会場は、大阪新阪急ホテル2F「花の間」
小保方氏会見:繰り返し「STAP細胞ある」と重ねる謝罪|毎日.jp(2014/04/09付)から。
小保方氏は午後1時、同市北区の大阪新阪急ホテル2階の宴会場「花の間」に現れ、
新阪急ホテルのサイトを見てみました。こちらが会場です。
※画像は、大阪新阪急ホテル > 宴会場一覧 > [2F] 花の間より
会場使用の1時間単価は、11万円(たぶん税別)
同じく[2F] 花の間のページに、料金が書いてありました。2時間の基本料金が237,600円、追加が1時間ごとに118,800円だそうです。
基本料金の額は「22万円+8%」なので、恐らくは税込み価格なのでしょう。
会場費用の推定
ではこの会見で、小保方さんサイドはいくら場所代を払ったのでしょうか。そこを推定してみます。上で見たとおり、会場の利用料金は利用時間に比例しますので、どの時間帯に料金が発生しているかがポイントです。
引用テキストは、上述の毎日.jpの記事「小保方氏会見:繰り返し「STAP細胞ある」と重ねる謝罪」からです。
3時間説があるが…
ネットでは、3時間の35万6400円とする情報が見られます。
会見は2時間半に及び、
とあるためでしょう。実際の支払いもそうだったかもしれません。
4時間説を採りたい
ただ、
会場は会見の開始1時間以上前に開場され、
という記述もあるので、僕の常識ではプラス1時間です。すなわち、47万5200円です。
交渉次第だが、常識的には「開場から料金発生」では?
会見が始まるまでの時間を利用時間に算入するかについては、正直「ホテル側との交渉次第」というのが実際でしょう。
それでもまあ、外に借りた会場を使い、新卒の学生さん向けの会社説明会を企画し開催した経験から言えば、始まるまでの時間も、利用時間の中に入ると見なすのが妥当です。
よって、今回の会見費用は、多く見積もって「47万5200円」、最低でも「35万6400円」です。
付記:割引価格適用の可能性もある
ここからは、根拠のない空想の域での話です。
もうひとつ検討すべきは、小保方さんサイドが額面どおり支払っていない可能性です。要するに「特別割引価格」が適用された、というケースです。
だいたい宿泊料金からしてがそうですが、ホテルの利用にあたって「正規」の料金など、あってないようなものという側面も否めません。
カギは、小保方さんの代理人の1人であり、会見で司会進行を受け持っていた三木秀夫弁護士にあります。
というのも、三木さんは2013年11月7日以来、大阪新阪急ホテルを含む阪急阪神ホテルズがメニュー表示と異なった食材を使用していた件について(holdings.hankyu-hanshin.co.jp)、同社が設置した第三者委員会の委員をされているからです。
上記ページに書かれた選任理由にはこうあります。
大阪弁護士会の副会長として消費者保護委員会を担当される等、弁護士としての消費者問題に関する豊富な経験に基づき、メニュー表示の適正化に向けた取り組みを進めるために有益なご意見を得られると判断したため
このようにホテル側とコネクションがあり、料金交渉も可能な立場にあると言えばあります。
ただ、その事実が利用料金の交渉材料になっていたとすれば、第三者でも何でもなくなりますけどね。
僕は調べませんけど、実際いくら支払われたのか、大阪新阪急ホテルにあたってみるのも面白いかもしれません。
雇われの身には重い負担
小保方さんの背後にどれだけの金脈があるかは不明です。しかし忘れてはならないのは、彼女は一介の雇われ研究者であることです。世間一般の勤め人よりは高収入でしょうが、べらぼうな額の報酬を受けているとも思えません。
いくら自身の職と、何より名誉がかかっているからとはいえ、カネかかりすぎです。
自分だったら反論があっても「ホテルに会場借りて会見」のような手法は採りません。もっと低コストで済む方法を考えます。
それか「お金ください」って言います。
会場代ワリカンで払ってやりなよ
これだけ世間のみんなで騒げて楽しめているんだから、会場代ぐらい、世間を代表して会見に集まったマスコミの皆さんがワリカンして負担してあげればいいのに、そう思いました。
僕は出しませんけどね。
おわりに
岸部四郎さんの「カネしかないな!」(ガキの使い 2002/10/20)は、この世の至言です。
お金ください。
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