こんにちは。
出典マニアの「小さな旅」日記です。
出典マニアの「神戸・小さな旅」
先週、春の陽気に誘われて、神戸まで出かけてきました。
行き先は「神戸大学経済経営研究所 附属企業資料総合センター」です。
名前のとおり、神戸大学のキャンパス内にあります。
「素人にはオススメできない図書館」です。
オススメできない理由
なぜ「素人にはオススメできない」かというと、とにかく
- わが国企業の有価証券報告書
- 各企業の社史、企業者伝記
などなど、所蔵資料がマニアックすぎるのです。
そのためか、学外から入館できるのは「学術研究及び調査研究を目的とする方」に限られます。詳細は同センターの利用案内などをご覧ください。
反対に、学術研究や調査研究をしていてそうした資料を求めている人にとっては、もうたまらないパラダイスなのであります。
半日いましたが、他に誰もいないのをいいことに、終始にやにやと半笑いでした。楽しすぎます。
アクセス
神戸大学の最寄り駅は、阪神電鉄「御影」、JR「六甲道」、阪急電鉄「六甲」の各駅です。センターへ向かうには、市バス36系統「鶴甲団地」行きを利用します。各駅で接続しています。降りる停留所は「神大正門前」です。
なんですが、この日は天気もよかったので、阪急六甲から歩くことにしました。
けっこうなヒルクライムです。老年にはきつい。
実は神戸大学へは、10~20代の頃に来た覚えがあります。何かの試験受けにだったかな。当時より歩道が広くきれいになった気がします。
桜の花も見頃ですが、わりとどうでもいい。
登り切ったところが正門です。もう少しです。
六甲台第1キャンパスに着きました。
目指す企業資料総合センターは、第四学舎(下図の10)にあります。
※画像は、神戸大学 > アクセス・キャンパスマップ > 六甲台第1キャンパス より
階段をもうひと登りして、目的地の企業資料総合センターに到着です。20分ばかりの山登りでした。
入館
2階に上がり、入館の手続きをします。
所定の紙に住所・氏名等の来館者情報、それから入館時刻を書き、身分証を提示します。
荷物をロッカーに入れて、筆記用具だけを持って入館です。
資料室は階段を下りた1階にあります。
BGM用リンク
BGM用に用意しました。お好みでどうぞ。
Art of Noise《Robinson Crusoe》(1989)
資料室が楽しすぎる!
資料室がもう楽しすぎます。
※画像は同センターより
静謐な空間でした。外からの光も閉ざされ、まるで深海の底にいるかのようです。(なお上の画像の真ん中は、2Fの閲覧室の写真です)
そんな資料室に、閉館の5時までどっぷり入り浸っていました。
退館
閉館時刻となりましたので、名残惜しいところを切り上げ、2階に戻って退館時刻を書いて退館です。
景色もよく、大阪湾と対岸の淡路島が望めました。
めちゃめちゃ楽しかった。関連するテーマが見つかったらまた行きたいです。
見たかった資料
ちなみに、今回僕が見たかった資料がこちらです。
山種証券(8610)の歴年の有価証券報告書です。
ハンドルをぐるぐる回して書棚を動かし、対面を果たした瞬間は、ヒャッハー!と、ふなっしー並みのテンションアゲマックスでした。
同社歴年の有価証券報告書を見たくなったのは、「ほうれんそう(報連相)」の提唱者が、同社の社長だった山崎富治さんらしいと知ったためです。始まりは1982年だそうです。別途記事にします。
まとめ:「新3大」の1つに認定
以上、神戸大学経済経営研究所 附属企業資料総合センターを、「マツコ&有吉の怒り新党」風に「新3大・素人にはオススメできない図書館」の1つとさせていただきます。
あと2つ知ってたら教えてください。
ご静聴ありがとうございました。
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