ふなっしーを文化人扱いするNHK。慧眼だと思う。

こんにちは。用件はタイトルのとおりです。

それゆけ! ふなっしー
それゆけ! ふなっしー(2014)

ちょっとした「ふなっしーウォッチャー」を自称できそうな程度には、ふなっしーの動向を追いかけております。

ふなっしーとNHK

NHKに、ふなっしーはいわゆる「文化人枠」で出演している印象があります。

ふなっしーのNHKへの文化人的出演として、僕が直接・間接に知っているケースは合計2回です。

1)ニュースウオッチ9(総合・2013/11/25 OA)

少し前の話ですが、「ワイドナショー」(2013/12/02 OA)で松本人志さんが「ふなっしーがNHKの9時のニュースでインタビューされていた」みたいに言っていました。

探してみると、NHKのサイトにテキスト化されたページがありました。

2)SWITCHインタビュー 達人達(Eテレ・2014/03/29 OA)

かと思えば、先日Eテレの「SWITCHインタビュー 達人達」の総集編にもふなっしーが出ていました。

番組のナレーターを務める吉田羊さんと六角精児さん、ゲストの林修さん3人で進行していたところへの「サプライズゲスト」的な登場のしかたではありましたが、VTRを振り返りつつの4者のトークをはじめ、ふなっしーは完全に「文化人枠」でした。

慧眼だと思う

民放に比べ、NHKのふなっしーの扱いがかなりの文化人寄りなのは、テレビ局単位で言えば登場が最後発なこともあるでしょう。

また、ふなっしー史のひとつのターニングポイントであり、ここを境に「単なる“非公認ご当地キャラ”を超えた」と僕自身は見ている「船橋市から感謝状」(2013/10/30)以後であるのも一点あります。このあたりは過去記事「船橋市から感謝状を贈られて、ふなっしーが象徴的に抹殺された気がする」(2013/12/04)に、理論的背景を含めて詳しく書きました。

それでも、両番組でふなっしーを文化人扱いしていたNHKは、さすが慧眼だなと思っています。

文化人ふなっしーの片鱗

現在の視点でふり返ってみれば、それまでにも”片鱗”はありました。こちらのWeb記事からも、ふなっしーの文化人ぶりがうかがえます。

残る3冊はおいて、筆頭にD.カーネギー『人を動かす』、あと、入門テキストながらコトラーのマーケティング書を持ってくるチョイスはなかなかのものです。

この記事を目にした当初は、「ん?」と関心を惹かれながらも、回答の真意を測りかねる部分もあって半信半疑でしたが、その後のふなっしーの活動傾向によって、徐々に「おうそういうことか」と合点がいくようになってきました。

付録:ふなっしーNHK出演番組リスト(2014年3月現在)

一覧好きがまとめてみました。不完全かもしれません。もし抜けがあればご指摘ください。

  • 2013/11/25(月) 総合・NHKニュースウオッチ9
  • 2013/11/28(木) Eテレ・大!天才てれびくん 大!木曜LIVE
  • 2013/11/28(木) 総合・MUSIC JAPAN
  • 2013/12/31(火) 総合・第64回NHK紅白歌合戦
  • 2014/01/23(木) Eテレ・大!天才てれびくん 大!木曜LIVE「スーパーご当地キャラ大戦」
    2014-03-31_daiyuruchara_0163-thumb-450x241-415436
    ※画像はnhk.or.jpより
  • 2014/03/29(土) Eテレ・SWITCHインタビュー 達人達 総集編「達人に聞け!」

こうしてみると、「お子様の人気者」「時の人」枠もありますね。

次の機会も、続けて「文化人ふなっしー」の出演を期待しておきます。

参考サイト(一部再掲)

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