こんにちは。
この記事で言いたいこと
Kindleとは「逆に」図書館である。
そうとらえると、だいたいうまくいくことがわかりました。
はじめに:読んでるあなたがイヤになる
「新しくなったKindle Paperwhite」のCMで、ひとりの女性がこう言っています。
もうちょっとした図書館ですね
The all-new Kindle Paperwhite (Japan TV Commercial). You’ve got to read it to believe it.(2013/11/12)|YouTube
「なにそのドヤ顔」「鼻につく」「ウザい」「イラッとする」「むかつく」「意識高いw感がハンパない」といった巷の評判は脇に置きます。
「Kindleは、もうちょっとした図書館」
本当だろうかと、考えてみました。
あながち間違っていないことがわかりました。
Kindleとは「逆に」図書館
Kindleとは図書館です。ただし正確には「逆に」図書館です。
こういうものがこれまで世の中になかったから、みんなまだわかっていないのです。
「図書館」vs「Kindle」比較表
図書館とKindleを比べてみました。
図書館 | Kindle | |
運営主体 | 公共 | 私企業 |
資料の形態 | 紙 | 電子 |
利用方法 | 出かける | 取り寄せる |
利用料(原則) | 無料 | 有料 |
利用期限 | あり | なし |
利用履歴(原則) | 消える | 残る |
これはもう「逆に」図書館です。
共通点:コンテンツは、すべて「非所有」
Kindleは「逆に」図書館です。すべてが図書館の逆にいってます。
しかし逆に、図書館とKindleには、ひとつ共通する点があります。それは
- そこで利用しているコンテンツは、あなたのものではない
という点です。
図書館で利用する資料が「借り物」だという認識は、みな持っているでしょう。実はKindleも、そこは同じなのです。
Kindleコンテンツは、コンテンツプロバイダーからお客様にライセンスが提供されるものであり、販売されるものではありません。
出所:AMAZON KINDLEストア 利用規約 ※下線引用者
図書館で借りてきた本と同じように、(お金を払って)Kindleにダウンロードしたコンテンツも、あなたのものではありません。
これはもうちょっとした、いやもう完全に図書館ですね。逆に。
まとめ
Kindleは「逆に」図書館でした。
ひとつの発想法として、既存の何かの「逆」を追求すれば、商売のタネが見つかるのかもしれません。
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