こんにちは。
前回のあらすじ
前の記事「新3大・泣ける「新3大○○調査会」のテーマ」を企画し、過去の「マツコ&有吉 怒り新党」の放送から選ぼうとしましたが、2つしか出せませんでした。
そこで、3つめを自分で作ることにしました。
では始めます。BGMはお好みでどうぞ。
オープニング
Sarabanda; G. F. Haendel; Cellocyl 2012|cellocyl(YouTube)(2012/06/01)
様々な世界の3大を見つける、それが「新・3大○○調査会」。
この記事では「泣ける歌」をご紹介。はたして、どんな3つが選ばれるのか。
新3大・泣ける歌【私選】
- 《長男と田舎もん》(1996)(詞:森高千里 曲:伊秩弘将)
- 《楽しみを希う心》(1992)(曲:マイケル・ナイマン)
- 《悲しい色やね》(1982)(詞:康珍化 曲:林哲司)
順に述べます。
《長男と田舎もん》(1996)
森高千里さんのアルバム「TAIYO」の収録曲です。
TAIYO(1996)
疲弊しきった田舎の男が主人公の歌です。各コーラス最後の詞は「疲れた」。
絶望的なまでに救いのない歌詞です。
そんな絶望を、アップテンポなロックに乗せて「私はおんち」なモリタカが調子っぱずれ気味に歌い上げます。「悲惨な情景に明るい音楽」という演出の基本に忠実な仕上がりです。
泣けます。
歌詞情報:長男と田舎もん(goo音楽)
iTunes
絶望しかない
長男と田舎もん
森高千里
¥250
《楽しみを希う心》(1992)
映画「ピアノ・レッスン(原題:The Piano)」(1992)の音楽です。原タイトルは《The Heart Asks Pleasure First》。
ピアノがメインの器楽曲なので厳密には「歌」ではないですが、劇中でヒロインは台詞を一切話さないので、事実上ヒロインの歌ということにします。
クライマックスシーンでの使われ方が印象に残っています。
映像と「合わせ技」になりますが、どの登場人物の視点からでも泣けます。「誰も悪くないのに、どうしてこうなった?」というストーリーだからです。
iTunes
なんでこうなった?のテーマ
楽しみを希う心
Michael Nyman
¥250
《悲しい色やね》(1982) ※ただし独自すぎる解釈で
上田正樹さん1982-83年のヒット曲です。
ただし、泣けるのはきわめて独自の解釈においてです。
これは、老老介護の歌です。
- 夫の介護に疲れた妻が、夫もろとも死ねる場所を求めてさまよっている歌
そうとらえ直したら、涙が止まらなくなりました。
歌詞情報:悲しい色やね(goo音楽)
iTunes
老老介護の歌
悲しい色やね
上田正樹
¥250
まとめ
自分の過去および現在の境遇と重なり合う部分はあまりありません。しかし、どれもすぐ隣にある危機です。
すべて、今日明日にでも現実となりえます。
泣けます。
Tchaikovsky – Piano Concerto N. 1 – Part I|Georgii Cherkin(YouTube)(2011/11/18)
以上を、新3大・泣ける歌とさせていただきます。
ご静聴ありがとうございました。
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