選べない選考委員の無能―新語流行語大賞2013の発表に思う

こんにちは。

パート1、2の2部構成でお送りいたします。

パート1.新語・流行語年間大賞の発表

本日(12/2)、「現代用語の基礎知識」選ユーキャン新語・流行語大賞が発表されました。

トップテン年間大賞は

  • 今でしょ!
  • お・も・て・な・し
  • じぇじぇじぇ
  • 倍返し

の4つだそうです。(singo.jiyu.co.jp による)

2013-12-02_1916

感想:なんじゃそれ!!

選考結果について、率直な感想を申し上げます。

なんじゃそれ!!

そもそもの話、誰も頼みもしないのに自分らで賞作って選考してるんでしょう。だったら1つ選べよ。

と、そう文句をつけたい気分であります。

選考委員会のみなさん

同サイトによれば、2013年の大賞の選考委員は、次の7名の方々でした。(敬称略)

  • 姜尚中
  • 俵万智
  • 鳥越俊太郎
  • 室井滋
  • やくみつる
  • 箭内道彦
  • 清水均(『現代用語の基礎知識』編集長)

以上の方々による委員会は、選考主体として無能であると認定し、記憶にとどめておくこととします。

私選・年間大賞の発表

そんな無能な選考委員会に代わって、私の方から年間大賞を発表することにいたします。

俺選の俺キャン新語・流行語大賞2013は、

じぇじぇじぇ

に決定いたしました。

選定理由

有力候補のいずれも甲乙つけがたかったですが、上で述べた、選考委員会による選考結果が決め手となりました。

ほんと、その結果が「じぇじぇじぇ」だよ。

パート2.年間大賞 過去20年をふり返る

ではここで、「新語・流行語大賞」がトップテンから年間大賞を選出する方式となった第11回(1994)までさかのぼり、今年も含めて過去20年の年間大賞をふり返ってみましょう。

    <新語・流行語大賞「年間大賞」受賞語リスト>

  • 2012 ワイルドだろぉ
  • 2011 なでしこジャパン
  • 2010 ゲゲゲの
  • 2009 政権交代
  • 2008 アラフォー / グ~!
  • 2007 (宮崎を)どげんかせんといかん / ハニカミ王子
  • 2006 イナバウアー / 品格
  • 2005 小泉劇場 / 想定内(外)
  • 2004 チョー気持ちいい
  • 2003 毒まんじゅう / なんでだろう~ / マニフェスト
  • 2002 タマちゃん / W杯(中津江村)
  • 2001 米百俵 聖域なき改革 恐れず怯まず捉われず 骨太の方針 ワイドショー内閣 改革の「痛み」
  • 2000 「おっはー」 / IT革命
  • 1999 雑草魂 / ブッチホン / リベンジ
  • 1998 ハマの大魔神 / 「凡人・軍人・変人」 / 「だっちゅーの」
  • 1997 失楽園(する)
  • 1996 「自分で自分をほめたい」 / 友愛/排除の論理 / メークドラマ
  • 1995 無党派 / NOMO / 「がんばろうKOBE」
  • 1994 「すったもんだがありました」 / イチロー(効果) / 「同情するなら金をくれ」

singo.jiyu.co.jp の記載情報を元にまとめ

過去データの分析:facts and findings

むしろ「大賞1つ」の方が少ない

年間大賞が1つだけだった年は、過去20年で6回です。むしろ、大賞が複数選ばれているケースの方が多数です。

「複数選ばれる」確率は70%

2つ、3つと選ばれた年がそれぞれ6回ずつ。

あとプラス1回が、小泉純一郎首相(当時)語録 6つがワンセット扱いだった2001年(第18回)です。

2013年は過去最多「4」

そして2013年になり、過去最多の4つに大賞を授賞というわけです。

総括

ですから、選べない選考委員の無能は、なにも今に始まった話ではありません。

2つ3つと、複数を年間大賞に選んでいる時点で、はっきりと異議を申し立てるべきでした。今となってはあとの祭りです。

だが、かなりどうでもいい

しかしながら、こうやって過去の年間大賞のラインナップをふり返ってみますと、賞の選出自体が、中高年によるどうでもいい暇つぶしに見えてきましたので、これぐらいにしておきます。

【PR】関連過去記事

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どれが大賞になってもいいように、分散投資のポートフォリオよろしく、有力候補の全部についてブログ記事を書いておりましたのでご案内しておきます。

今でしょ!関連

お・も・て・な・し関連

じぇじぇじぇ関連

倍返し関連

  • 「半沢直樹」は現代の歌舞伎だった。設定やストーリーにあれこれ言うのは野暮。(2013/10/01)

これも初老の暇つぶしです。

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