こんばんは。林修ナイトの時間です。
9月15日の「あすなろラボ」恋愛論授業で使われた名言・格言の出典を調査しました。こちらは、そのポータルページとなります。
個々の出典情報については、別途記事エントリを作っていきます。
で、こちらを「玄関」として、調査結果の各報告記事へリンクを張ってたどれるようにしました。
ただし中には解明できていないものもあります。未解明のものは、途中経過を「【情報求む】出典の見つからない名言たち」に書きました。
新しい情報が得られれば、順次リンクしていきます。何か情報をお持ちであれば、お寄せいただければ幸いです。
名言リスト
番組での登場順に、整理番号を振りました。
- 初恋は、男の一生を左右する
フランスの小説家 アンドレ・モロワ/André Maurois(1885-1967) - 恋は決闘です。もし右を見たり左を見たりしていたら敗北です。
フランスの作家 ロマン・ロラン/Romain Rolland(1866-1944) - すべての恋愛は多少なりとも人を賢くする
イギリスの詩人 ロバート・ブラウニング/Robert Browning(1812-1889)エリザベス・ブラウニング/Elizabeth Browning(1806-1861) - 恋が入ってくると知恵が出ていく
ドイツの詩人 ローガウ/Logau(1605-1655) - ほどほどに愛しなさい。長続きする恋はそういう恋だよ。
イギリスの劇作家 シェイクスピア/Shakespeare(1564-1616) - 恋愛論を得意気に語る奴には、恋人がいない。
マーフィーの法則 - 最初のひと目で恋を感じないなら、恋というものはないだろう
イギリスの劇作家 クリストファー・マーロウ/Christopher Marlowe(1564-1593) - あなたは苦しんだ分だけ、深い愛の人に育っているのですよ。
瀬戸内寂聴(b.1922) - 愛されないということは不運であり、愛さないということは不幸である
フランスの小説家 アルベルト・カミュ/Albert Camus(1913-1960) - 愛することによって失うものは何もない。しかし、愛することを怖がっていたら、何も得られない。
アメリカの心理学者 バーバラ・アンジェリス/Barbara Angelis(b.1951) - 多くの女性を愛した人間よりもたった一人の女性だけを愛した人間の方が、はるかに深く女というものを知っている。
ロシアの小説家 トルストイ/Tolstoy(1828-1910) - 愛とは、相手に与えるときこそが真実であり、自分を犠牲にするのは、それはもはや愛ではない。
ドイツの詩人 エマニュエル・ガイベル/Emanuel Geibel(1815-1884) - 女は初めて出来た恋人をいつまでも離すまいとする。第二の恋人が出来ない限り。
フランスの文学者 ラ・ロシュフコー/La Rochefoucauld(1613-1680) - われわれを恋愛から救うものは理性よりもむしろ多忙である。
芥川龍之介(1892-1927)
放送されなかったもの
あと「番外編」として、黒板に残っていたこちらもあります。
- 恋とは自分本位のもの 愛とは相手本位のもの
美輪明宏(b.1935)
番組での登場箇所
上記リストの名言が授業中どういう流れで使われたかの詳細は、こちらをご参照ください。
調査方針
出典調査は、次の方針で行っています。
- 「誰の」だけでなく「どの作品」「文脈」までを突き止めます。
- 外国のものは、できる限り原語にもあたります。同じく可能ならば、誰がその日本語を書いたかまで探ります。
- 判明したものについては、前後の文脈を広めに引用して紹介します。
出典マニアから一言
「名言」界隈の出典の扱いはひどいです。なってません。確認しようにも裏の取れない情報がゴマンと出回っています。
そこでささやかながら、この機会に是正をいたします。
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