『新しい日本語地図』

日本語公安警察が選ぶ「今年の新語2019」が発表。大賞は「いつぶり」【選評】

発表します。日本語公安警察が選ぶ「今年の新語(ジラ)2019」大賞は、「いつぶり」です。以下、第9位までの一覧です。全体に「今年」感は低め。上位から順に短評を加えていきます。大賞:「いつぶり」に見られる「意味移り」現象今日ひさしぶりのトリオ...
知らんがな

『ファクトフルネス』共訳者の上杉周作さんと未来完了時制を学ぶ

人の不足だけを取り上げる下品な記事です。そのつもりでどうぞ。前の記事『ファクトフルネス』の翻訳ファクトチェック(サンプル版) で、電子書籍のサンプル版を元に『ファクトフルネス』日本語版の翻訳ファクトチェックをしました。うち、イントロダクショ...
知らんがな

『ファクトフルネス』の翻訳ファクトチェック(サンプル版)

人の成果には目もくれず不足にだけ注目する下品な記事です。そのつもりでどうぞ。電子書籍のサンプル版を使って、『ファクトフルネス』邦訳と原書の情報と見比べてみました。引用部の下線はすべて引用者によるものです。書誌情報訳書は honto電子書籍版...
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『新しい日本語地図』

利益や採算「度返し」な人たち【Tweetまとめ+】

こんにちは。お祝い返しは微笑にして届けるタイプです。日夜ネット世間に現れるクリエイティブな日本語を観察するシリーズ、今回は「度返し」です。2019年8月末のスナップショットとして記録しておきます。※写真と本文は関係ありませんプロローグ:「採...
『新しい日本語地図』

101回目の夏が「101th」な人たち

こんにちは。101thじゃなくて101stじゃね?— ○○○ハイボールから国民を守る党 (@m34szk) August 4, 2019をふまえつつ用例を並べて眺めるだけの、きわめて趣味の悪い記事です。そのつもりでどうぞ。はじめに先日出かけ...
雑な議論

検証:アドラーの三角柱、日本製説

こんにちは。自信はあっても根拠が弱い、雑な調査の経過報告です。アドラーの三角柱に「日本製」疑惑が浮上「アドラーの三角柱」って、日本製じゃないんですかね。『幸せになる勇気』(2016)の著者のひとり、岸見一郎さんがたぶん発祥で。たから、アドラ...
雑な議論

「居場所」としての断捨離―「お気持ち仮説」で読みとく商標権問題(2)

『だから、居場所が欲しかった。』(水谷竹秀, 2017)めいっぱいはしょって一言で言えば、こういう話です。忙しい人はこれでオッケー。……それぞれの心の襞ひだに触れてみると、居場所や生きづらさ、自己の存在意義や承認欲求、そして今の日本社会の在...
知らんがな

3分間で「断捨離」チェックメイト

戦ってしまえば 全てはいつかチェックメイト――ゲスの極み乙女。〈戦ってしまうよ〉(詞:川谷絵音, 2018)|YouTubeごきげんさまです。お気持ちコンサルタントのヤシロです。新・お気持ち片づけ術「脱修羅(だっしゅら)」を提唱しています。...
雑な議論

「お気持ち仮説」で読みとく「断捨離」商標権乱用問題(1)

怖くて仕方が無いだけなのにアイデンティティ(2000)椎名林檎¥250めいっぱいはしょって一言で言えば、こういう話です。忙しい人はこれでオッケー。というわけで、クラウドの奥にしまい込んでいたこのアルバムを久々に引っぱりだして聴きながら書いて...
『新しい日本語地図』

師・沖正弘の言葉「断捨離」を商標登録してビジネスに勤しむやましたひでこさんへの誤解を正します【2019年版】

こんにちは。「断捨離」という用語の出自を誤解されている方がしばしば見受けられますので、出典マニアが正しておきます。タイトルに書いたとおり、「断捨離」は、沖正弘(1921-1985)の言葉です。要約:Executive Summary 「断捨...
『独特すぎるヘイト』

人の不安を煽る「脅迫ビジネス」が嫌い

ものすごく大ざっぱにまとめると、こういう話なんですけど。予言しよう。川崎の事件をひきあいにだして「事件を起こす前にひきこもり介入を!」とか言い出す支援者がいたら、そいつが一番ヤバい支援者だ! 簡単に見分けられて捗るぞ。— 斎藤環 (@pen...
観照「ニッポンの闇社会」

本当は怖い中川翔子さんのワードセンス:「孫」【Tweetまとめ+】

このページを開いてくださったあなたに。ようこそいらっしゃいました。いま私は、あなたがどのような気持ちでこのページを開かれたのかを考えています。このページが、何か具体的にお役に立つことができるならと願っています。――LOVE IS A TED...
ブログ運営

6年間で1000記事以上書いて平均月間収益5500円のブログ運営を振り返る

「お金は二の次」でブログを書いていたら、「お金は二の次」のブログが出来上がりました。5000兆円欲しい。
『ハイレベルすぎて伝わらない話』

「平成最後の」とか「令和初の」とか言ってるから流言飛語に惑わされるんですよ論

POPなベイベーやHAPPYなピーポーには十中八九伝わらないでしょうが、違和感強めなので書きます。元号制に賛成とか反対とかいう次元の低い話ではなく、ヒトという生物種の認知の仕組みに関する話です。irasutoya.com より「平成最後の」...
大喜利社会をめざして

『終末のフール』のハライチ性について

「他人の空似」というのはあるんだなー、そんな話です。ハライチ「ハライチ」(2010)要約:Executive Summary 『終末のフール』のハライチっぽさが、くり返し発見されています。 厳密には、『終末のフール』がハライチではなく、ハラ...
知らんがな

ジャパネットMCの長谷川茜子さんは、女子アナになりたかった話

こんにちは。用件はタイトルのとおりです。通販会社のジャパネットに長谷川茜子(はせがわ・あかね)さんという女性のMCがいらっしゃいます。画像はMCの仕事 | 職種紹介 | ジャパネットグループ採用サイトよりある日ジャパネットの放送を見て、アナ...
『新しい日本語地図』

今年の新語2017大賞「忖度」の不都合な「潜伏期間」―シン・忖度論(2)

こんにちは。日本語中高年のアイドル、ヤシロ小路タケまろです。※画像は、【公式】「綾小路きみまろTV」Twitterより煽り気味にタイトルつけてみました。三省堂「今年の新語2017」の大賞「忖度」の選評、2. 華麗な変貌を遂げた「忖度」を読ん...
『新しい日本語地図』

「今年の新語2018」大賞「映える(ばえる)」、「第九」の仲間説

こんにちは。年末なので書いておきます。この記事で言いたいこと三省堂「今年の新語2018」大賞に選ばれた「映える(ばえる)」は、「インスタ映え」「SNS映え」から独立した語というよりも「インスタ映え」「SNS映え」の圧縮形ととらえた方が、いろ...
『新しい日本語地図』

デザイン芸人が選ぶ「今年の新語2018」大賞は「なさそう」【選評】

こんにちは。発表します。あまりヒマじゃなくなったおっさんデザイン芸人が選ぶ「今年の新語(ジラ)2018」大賞は、なさそうです。「該当語なし」という意味じゃないですよ。「なさそう」が大賞です。授賞理由以下の3点が、その理由です。 「なさそう・...
雑な議論

日本語「ない」の活用に付く「さ」4つの謎を解く

こんにちは。通説がなさそうなのをいいことに、雑な根拠で語ります。「ない」4つの謎日本語の「ない(無い)」に「そう」「すぎる」をつなげるとき なさそう なさすぎるとなります。謎です。「さ」が謎です。「さ」のここが謎です。 なぜ「さ」が入るのか...
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